チャペルについてチャペルについて

チャペルについて

 荊冠堂チャペルは、桜美林学園創立60周年を記念し、キリスト教主義学校である桜美林学園を代表する建物として、2007年12月に完成しました。荊冠とはイバラの冠を意味しますが、イエス・キリストの受難として、キリスト教の歴史に於いては大切に扱われてきました。私たちはこの荊冠を「艱難(苦難)を経て栄光に至る」と理解し、校章にも掲げています。それはまた、創立者清水安三の愛した聖書の言葉「為(せ)ん方(かた)つくれども希望(のぞみ)を失わず(いかなる事態に陥ろうとも、決して希望は失わない)」の教えを意味しています。
 また、名称だけでなく、螺旋状の高い屋根を中心とした建物全体が、十字架へ続く道を表わし、「艱難を通して、栄光に至る」ことを意味しています。荊冠堂チャペルには、名称から建物に至るまで、「キリスト教の精神に基づき、希望を持ち続け、自らの未来や新しい時代を担う、識見高い国際人の育成」という建学の理念と願いが込められています。
荊冠堂チャペルでは、日常、スイス製のパイプオルガンの音色が響く荘厳な雰囲気の中で、学園の重要な諸行事が行われています。

パイプオルガンについて

 荊冠堂チャペルのパイプオルガンは、3段鍵盤、33ストップを有するスイス・フェルスベルク社製による楽器です。オルガンケ-スの木材に使用された楓は、チャペル内の聖壇や椅子と調和しています。このオルガンは18世紀にドイツで活躍したオルガン建造家、ゴットフリート・ジルバーマンの理念に着想を得て建造されました。第1及び第2鍵盤と足鍵盤はG.ジルバーマンのパイプ設計を踏襲したドイツ・バロックスタイルを基本コンサプトとするのに対し、第3鍵盤のパイプ陣はフランス・ロマン派の音色です。ドイツとフランスの響きを融合させた明るく艶のある響きは、チャペルアワー、オルガンコンサートなどチャペルで行われる様々なキリスト教活動を支えています。

祈祷室について

 荊冠堂チャペル地下1階には、学生のための祈りのスペース(祈祷室)をご用意しております。心をしずめて祈りの時間を持ちたい時等、ぜひご利用ください。キリスト教のみならず、イスラム教の方も利用されています。祈祷室の利用について詳しくはキリスト教センターまでお問い合わせ願います。

荊冠堂チャペルと校章

 荊冠堂チャペルの名前と本学の校章のシンボルである「荊冠」とはイエス・キリストが十字架の上で被せられた荊の冠を意味し、「受難の象徴」とされています。本学園のモットーは「艱難(苦難)を経て栄光に至る(PER PATIENTIAM AD GLORIAM)」であり、学園の校章(スリー・ネイルズ・クラウン)は、このモットーを象徴しています。キリスト教の精神に基づき、希望を持ち続けることのできる人、そして自らの未来や新しい時代を担う、識見高い国際人の育成が学園の目標であり、願いです。校章にも、そして荊冠堂にも、そうした願いが込められています。螺旋状の高い屋根を中心とした、荊冠堂の建物全体も、十字架へ続く道を表わし、「荊冠」すなわち「艱難を通して、栄光に至る」ことを意味しています。